子どものムシ歯について
子供は何もケアしなければ必ずムシ歯になります。小学校までの子供のムシ歯は、100%保護者の責任だと言っても過言ではありません。ムシ歯にならないようにするには次の3点に気をつけて下さい!
1)ムシ歯になりにくい食事内容と間食(おやつ)を考える。
① おやつのあげ方
保護者がおやつの種類と量を決め、保護者の目が届く場所で食べさせましょう。おやつの時間を決め、食事と同じようにテーブルなどの上で食べさせる習慣をつけましょう!
② おやつの選び方
チョコレートやクッキーなどの砂糖が入っているものは特にムシ歯になりやすいので、りんごやさつまいもなどの自然食品をおやつに取り入れましょう。
③ おやつを食べた後は
ご飯の後と同じようにしっかりと歯磨きしましょう!歯磨きができない場合は口をゆすぐか、お茶などを飲ませて洗い流しましょう。
2)子供が自分で歯磨きをし、その後に保護者が仕上げ磨きをする習慣をつける。
1.ムシ歯になりやすいところ
2.歯みがきのポイント
乳歯は永久歯よりも早くムシ歯が進行します。磨き残しがないように小学校低学年までは保護者の方による仕上げ磨きをしてあげてください。
歯磨き粉は、ムシ歯予防の効果があるフッ素入りのものをおすすめします。
一番奥の歯と歯の間(上の図の →)は特にムシ歯になりやすいので、子供用のフロス(フロスちゃん)の使用をおすすめします。
3)虫歯になっていないか定期的に歯科医院に連れてくる。
お子さんの検診も3ヵ月に1回で行っています。乳歯のムシ歯は短期間でも急速に進行し、痛みが出た時にはもう手遅れになっていることも多く、永久歯にも影響が出ます。もしムシ歯になった場合でも、早期に発見できるので積極的に定期検診を受けてください。
小児歯科について
① 歯医者さんを怖いものと教えないでください
おうちのしつけで、「歯医者さんで注射してもらうよ!」などと言うと、子供は歯医者は怖いものと思いこみ、治療することはおろか、連れてくることも難しくなります。また「痛い、抜く、削る」といった、子供がマイナスイメージを抱くような言葉は使わないようにお願いします。
② 治療できなくても、徐々に慣れていくようにしましょう
特に歯医者が初めての子は、最初から治療できないのは当然です。治療前のトレーニングが必要な事も多くあります。焦らずに、何回かかけて治すくらいの長い目で見てあげてください。
- 当院でのトレーニングの手順
- ① 診療室に入れる
- ② 一人でチェアーに座れる
- ③ チェアーを倒してお口を開けられる
- ④ お口の中に器具を入れられる
- ⑤ 動かずに数分お口を開けられる
③ お家で、できたことをしっかり褒めてあげてください
子供は褒められると上手にできるようになります。もし治療できなくても、その日歯医者さんでできたことをお父さんや他の家族の前で思いっきり褒めてあげてください。
④ 歯磨きの習慣をつけてください
おうちで特に夜寝る前の歯磨きの習慣をつけてください。
それによって歯の大切さを感じ取り、お口の中を触られるのに慣れることができます。
⑤ 治療も大事ですが、予防が一番大事です
子供のムシ歯は短期間でも急速に進行し、痛みが出た時にはもう手遅れになっていることも多く、永久歯にも影響が出ます。もしムシ歯になった場合でも早期に発見できるので積極的に3ヶ月毎の定期検診を受けてください。
診療内容
新着情報
- 2023/1/31/ クレジットカード決済ご利用いただけます。
- 2023/1/16/ 新年のご挨拶
- 2022/12/16/ 年末年始の休診日のご案内