歯周病の治療について
1.歯周病とは
歯周病の主な原因はプラーク中の細菌です。
プラークから出される毒素により歯を支えている骨が溶け、歯周ポケットを作ります。
歯周ポケットの中にプラークや歯石がついたままになるとさらに進行していきます。
2.歯周病の症状
歯ぐきが腫れ、歯ブラシをすると簡単に出血します。歯を支える骨が溶けることによって、歯ぐきが下がってきます。重度になると歯がぐらぐらしてくることも多くあります。
3.歯周病治療の流れ
①歯周ポケット検査
歯周ポケットの深さ、出血があるか、歯石がどれくらいあるか、ぐらぐらしているかなどを検査します。
②歯ぐきの上の歯石取り(通常1回)
超音波の水の出る機械で歯ぐきの上のプラークと歯石を取ります。
③歯ぐきの下の歯石取り(4~6回)
歯ぐきの下にある硬くて黒い歯石を1本1本取っていきます。
④歯周ポケット検査
歯石取りの結果どれくらいになったかもう一度検査します。
⑤定期検診
綺麗になった歯ぐきを維持するために定期的にクリーニングします。3カ月に1回くらいの間隔が最もいいとされています。
歯みがきの仕方について
歯みがきは1日3回していただくのが理想ですが、忙しいときは寝る前にしっかりと磨きましょう!寝ている間は唾が出にくくなり、細菌が増えやすくなります。
磨く時間は約10分を目標に頑張りましょう!!
歯ブラシの持ち方
鉛筆持ちが基本です。適度な圧をかけながら細かく動かせます。
歯ブラシの当て方
歯と歯ぐきの境目に当て、細かく丁寧に動かし、1本ずつ磨きましょう。
※前歯は縦方向に当てるとより細かく磨けます。
力の入れ過ぎに注意
歯ブラシは力を入れずにやさしく当ててください。強く磨くと歯茎が傷つき歯がすり減る原因になります。これによって知覚過敏を引き起こすことも多くあります。
当院の衛生士オススメの歯ブラシ&歯みがき粉!
歯ブラシ:「システマ44M」
毛の硬さも普通で歯ぐきに優しい当たり心地の歯ブラシです。
人気No.1!!
歯みがき粉:「ジェルコートF」
歯周病予防に効果がある薬が入っており、歯みがき後スッキリとした爽快感があります。フッ素も入っているのでムシ歯予防にも効果大です。泡立ちも少なく長時間でも磨きやすいので、とても人気があります。
診療内容
新着情報
- 2024/7/29/ お盆休みのお知らせ
- 2024/6/10/ つつみした歯科ニュースR6・6月号を掲載しました、テーマは「知ってる? 2次カリエス!!」です!
- 2024/5/13/ EPARKからのご予約について